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12-4eSIM

通信は、日本で買っておく。

中国でスマホを使う手段は三つ。eSIM、現地SIM、国際ローミング。旅行者にはeSIMがいちばん合理的です。理由と選び方を書きます。

2026年10月18日 更新5日で3GBGoogle も LINE も可

中国でスマートフォンを使うには、通信の手段を先に決める必要があります。選択肢は三つ。eSIM、現地SIM、国際ローミングです。旅行者には、eSIM がいちばん合理的です。

01三つの方法を比べる

eSIM(日本で購入)現地SIM国際ローミング
手間少ない多い(店に並ぶ)最も少ない
料金(10GB)2,000〜3,500円1,500〜2,500円5,000円〜
Google / LINE◎ 使える× 使えない◎ 使える
電話番号なし(データのみ)あり(中国番号)日本の番号のまま
設定日本で完了できる現地で必要不要
向いている人ほとんどの旅行者長期滞在・中国番号が必要な人短期・コストを気にしない人

旅行者には eSIM をおすすめします。理由は、Google と LINE が使えること、日本で設定が終わること、そして現地で手続きに時間を取られないことです。

02容量は、どれくらい必要か

使い方で変わります。目安を出します。

使い方1日あたり5日間10日間
地図・検索・メッセージ中心150MB1GB2GB
写真をSNSに上げる400MB3GB5GB
動画も見る1.2GB8GB15GB

地図と翻訳が中心なら、5日で3GBあれば足ります。ホテルでは Wi-Fi が使えるので、思ったより減りません。ただし写真のバックアップは Wi-Fi で行ってください。

03買う前に確認すること

  1. 対応端末か|iPhone XS 以降、または eSIM 対応の Android。SIMロックがかかっていないこと
  2. データ専用か|ほとんどの eSIM はデータのみ。電話番号は付きません
  3. 経由地|「中国本土対応」と書いてあっても、香港経由かシンガポール経由かで速度が変わります
  4. 有効期限|購入日からか、現地で開通してからか。後者のほうが使いやすい

04設定の順番

  1. 日本で eSIM を購入(QRコードがメールで届く)
  2. 設定 → モバイル通信 → eSIMを追加 → QRを読み取る
  3. 「モバイルデータ通信」を eSIM に切り替えるのは現地に着いてから
  4. 現地で eSIM をオンにし、数分待つ
日本でオンにしないでください。日本で開通すると、有効期限がそこから始まります。設定だけ済ませ、回線の切り替えは現地で。慣れない場合は、出発直前の空港で切り替えても構いません。

05よくある質問

eSIM なら Google マップが使えますか?
使えます。ただし地図の精度は日本ほどではありません。中国国内の道路データは更新が粗いので、建物の位置がずれることがあります。地下鉄の出口は、駅の案内表示のほうが正確です。
電話番号は必要ですか?
旅行なら、ほぼ不要です。ただし中国のアプリで本人確認を求められたとき、中国の番号がないと進めない場合があります。Alipay の登録は日本の番号で可能です。
現地で SIM を買うほうが安いのでは?
料金は安いですが、空港のカウンターで並び、パスポートを出して登録する必要があります。さらに中国の回線なので Google と LINE が使えません。旅行者は eSIM のほうが結果的に得です。
容量を使い切ったら、追加できますか?
事業者によります。多くは追加購入に対応していますが、現地からの購入は決済が通りにくいことがあります。余裕を持った容量を買っておくのが安全です。
家族で1台を共有できますか?
テザリングで共有できます。ただし電池の消費が早く、速度も落ちます。2人以上なら、それぞれに eSIM を用意したほうが快適です。