30日間ビザ免除 日本国籍・観光目的/期限は2026年12月31日 条件と期限を見る
03-6Chengdu

成都|中国で、いちばん肩の力が抜ける街。

パンダと、麻辣と、昼寝。成都には、急ぐ理由がありません。茶館ではおじさんたちが一日中碁を打ち、通りには花椒の匂いが漂っています。成都人は「巴適(バーシー)」と言います。心地いい、という意味です。

2026年10月18日 更新2〜3日歩行量 中パンダは朝7時半

成都のパンダが竹を食べる
成都パンダ繁育研究基地。朝の授餌は7:30から。この時間帯がいちばん活発です。
滞在日数
2〜3日
パンダ基地
7:30開園
入場料
1,150円
歩行量
中

01ゆっくりするために、来る街

成都は、中国の大都市の中で例外的に「急がない」街です。上海や北京が効率で動いているのに対して、成都は茶館の椅子の上で時間が過ぎるのを待っています。

その象徴が、公園と茶館です。人民公園の鶴鳴茶社では、竹の椅子に座って、蓋付きの茶碗(蓋碗茶)を飲みながら、耳掃除をしてもらえます。1杯20元、耳掃除30元。半日つぶせます。

観光の中心は、パンダ基地と、街の西側の旧市街。そして食。成都はユネスコの「美食の都」に認定されています。

成都の火鍋、二色のスープ
火鍋の二色鍋。白湯と麻辣を選べるので、辛いものが苦手でも大丈夫です。

02見どころ

成都は「パンダ・街歩き・食」の三つ。郊外の楽山を入れると3日必要になります。

1. 成都パンダ繁育研究基地

市街地の北東、車で30分。面積は3570ヘクタール、パンダが200頭以上います。

開園は7:30。朝の授餌の時間が、いちばん活発です。10時を過ぎると、ほとんど寝ています。入場料55元(約1,150円)。

見るべきは「月亮产房」(赤ちゃんパンダ)と「幼年大熊猫别墅」。園内は広いので、8,000歩を見込んでください。

2. 寛窄巷子と人民公園

寛窄巷子は、清代の街並みを保存した3本の路地。現在は店とカフェになっています。

隣の人民公園のほうが、成都らしい。茶館で蓋碗茶を飲み、耳掃除をしてもらう。ここで2時間使うのが、成都の正しい使い方です。

3. 楽山の大仏

成都から新幹線で1時間。高さ71メートルの磨崖仏で、8世紀に造られました。

船から見るか、崖の階段を下りて見るか。階段は1,000段以上あり、混雑時は2時間待ち。船(70元)のほうが楽です。

日帰り可能ですが、1日がかり。3日あるなら2日目に。

4. 武侯祠と錦里

諸葛亮を祀る祠。三国志が好きなら外せません。入場50元。

隣の錦里は、観光向けの古い街並み。夜の提灯がきれいですが、飲食は割高です。

5. 四川博物院(時間があれば)

無料。青銅器と、漢代の画像磚(レンガの浮き彫り)が充実しています。

雨の日の避難先として最適。2時間あれば見られます。

032泊3日の組み方

1日目に市内、2日目にパンダと楽山、3日目に武侯祠。パンダは必ず朝に置いてください。

1日目|市内

午後の便で成都へ。空港から地下鉄で市内へ(40分)。夕方に寛窄巷子→ 人民公園の茶館で蓋碗茶。夜は火鍋。

2日目|パンダ・楽山

6:30に宿を出てパンダ基地(7:30開園)。授餌の時間を見て、10:30に退園。昼に成都東駅へ。新幹線で楽山へ(1時間)、大仏を船から見る。19時に成都へ戻る。

3日目|武侯祠・出発

朝に武侯祠と錦里(2時間)。昼は担担麺。午後の便で帰る。

04費用の目安

2泊3日、2名1室、1人あたりの目安です。1元=約21円。

項目円元補足
航空券(往復)35,000〜60,0001,650〜2,850上海・北京経由
ホテル(2泊)12,000570春熙路周辺の4つ星、1泊6,000円
食事(3日)6,600315火鍋1回を含む
パンダ基地1,15055入場料
新幹線(楽山往復)2,00095二等席
大仏(船)1,47070遊覧船
市内交通1,50070地下鉄+DiDi

合計 約7万円(約3,300元)。成都は宿と食が安いので、同じ日数でも上海より1万5千円ほど安く収まります。

05どこに泊まるか

エリア1泊の目安良い点難点
春熙路・太古里6,000〜11,000円中心部。買い物と食が便利夜は騒がしい
人民公園周辺5,000〜8,000円茶館と旧市街が近い。落ち着く地下鉄の駅がやや遠い
天府広場(南)5,500〜9,000円新しい地区。静か観光の中心まで20分

初めてなら春熙路か人民公園の周辺。パンダ基地へは地下鉄3号線で行けます。

06食べる

火鍋

成都の主食と言っていい。牛脂の赤いスープに、肉と野菜を入れます。辛さは「微辣(ウェイラー)」と伝えてください。それでも辛いです。1人80〜150元。

担担麺

芝麻醤と花椒の効いた、汁なし麺。1杯10〜15元(210〜310円)。朝でも食べられます。

串串香

串に刺した具を鍋に入れて煮る、火鍋の軽い版。1本1〜3元。会計は串の本数で数えます。

夫妻肺片

牛の内臓を薄く切り、麻辣のタレで和えた前菜。名前は「夫婦の肺」ですが、肺は入っていません。

甜水面

太くて甘辛い麺。成都の小吃のひとつ。1杯8元。

07移動

  • 地下鉄|13路線以上。初乗り2元。パンダ基地は3号線
  • 空港から|天府空港→市中心、地下鉄18号線で40分
  • DiDi|初乗り9元。成都はタクシーも多い
  • 楽山へ|成都東駅から新幹線で1時間

08気をつけること

  • 辛さ|「微辣」でも辛い。子どもと胃の弱い人は「不辣(辛くしないで)」
  • パンダの時間|10時以降は寝ている。7:30の開園に合わせる
  • 曇天|年間を通して晴れが少ない。写真は淡い色になる
  • 夏|7〜8月は蒸し暑い。盆地なので風がない

パンダは、朝に限ります。

7:30の開園から10時までが勝負。宿の場所と出発時刻で、見られるパンダの数が変わります。

09よくある質問

成都は何日あれば足りますか?
市内とパンダなら2泊3日。楽山か九寨溝を入れると4〜5日です。九寨溝は成都から車で8時間なので、1泊2日を追加する形になります。
パンダは、必ず朝でないとダメですか?
ダメです、とは言いませんが、10時を過ぎるとほとんど寝ています。動いているパンダを見たいなら、7:30の開園から9時までが勝負です。
辛いものが食べられません。
大丈夫です。麻婆豆腐にも「不辣」で作ってもらえますし、成都には甘い小吃も多い(甜水面、湯円、蛋烘糕)。火鍋は白湯のスープを選べます。
日本語は通じますか?
ほとんど通じません。ただしパンダ基地は外国人多く、英語の案内があります。翻訳アプリを。
成都と重慶、どちらがいいですか?
初めてなら成都です。パンダがいて、街が平坦で、歩きやすい。重慶は坂と階段が多く、夜景は強いが体力的にきついです。

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