- 滞在日数
- 2〜3日
- 城壁の周囲
- 13.7キロ
- 兵馬俑まで
- 1時間
- 入場料
- 2,400円
01碁盤の目の街に、千年が層になっている
西安の中心には、明代の城壁が四角く残っています。周囲13.7キロ、高さ12メートル。上を歩くことも、自転車で一周することもできます。街の道は碁盤の目に走り、その区画の大きさは、唐の長安の名残です。
日本の平城京と平安京は、この街の区画制を手本にしました。京都の通りが整然としているのは、ここから来ています。だから西安を歩くと、日本の都市の「原型」を見たような感覚になります。
見どころは、市街地と郊外で分かれます。兵馬俑と華清池は東へ1時間、それ以外は城壁の内側と、南の大雁塔周辺に集まっています。
02見どころ
西安は「郊外に一つ、市内に四つ」。郊外の兵馬俑に半日使い、残りを市内で回る形が基本です。
1. 兵馬俑(秦始皇帝陵博物院)
1974年に井戸を掘っていて見つかった、始皇帝の副葬品。等身大の兵士が、3つの坑に分かれて埋まっていました。
見るべきは一号坑。200メートルの細長い建物に、兵士が列になって並びます。ただし全体の8割は修復中か破損していて、完全な形のものは少ない。それを知って行くと、印象が変わります。
所要2時間30分、3,000歩。市内から車で1時間。入場料120元(約2,500円)。
2. 西安城壁
明代に建てられた、中国で最も完全な形で残る城壁。周囲13.7キロ、上幅12〜14メートル。
いちばんいいのはレンタサイクルで一周すること。1時間40分、45元(約950円)。夕方に借りると、日没を城壁の上で迎えられます。
歩くなら南門から西門まで、4キロ・1時間。3,000歩。
3. 大雁塔と陝西歴史博物館
大雁塔は652年建立。玄奘がインドから持ち帰った経典を収めた塔です。高さ64メートル、7層。
隣の陝西歴史博物館は、無料ながら内容が濃い。唐代の金銀器と、壁画の展示は一見の価値があります。事前予約制で、当日では入れないことが多い。
4. 回民街と鐘楼
鐘楼を中心に広がる、ムスリムの街区。羊肉の串焼き、肉夾饃、ビャンビャン麺の屋台が並びます。
夜は人で埋まります。19時以降は前に進めないことも。食べ歩きは17時台が快適です。
5. 華清池(時間があれば)
唐の玄宗と楊貴妃が過ごした温泉宮。兵馬俑の途中にあります。
歴史に興味がなければ、飛ばしても構いません。夜の屋外劇「長恨歌」は評判が高いですが、4〜10月のみの上演です。
032泊3日の組み方
1日目に市内、2日目に兵馬俑、3日目に城壁。兵馬俑を中日に置くと、疲れが分散します。
1日目|市内
午前の便で咸陽空港へ。空港バスで鐘楼まで1時間。荷物を置いて、午後は陝西歴史博物館(要予約)→ 大雁塔。夜は回民街で食べ歩き。
2日目|兵馬俑
7:30に宿を出て、車で東へ1時間。開門8:30に合わせて入る。一号坑 → 三号坑 → 二号坑で2時間30分。昼は麓で。帰りに華清池か、そのまま市内へ戻って城壁の夕景。
3日目|城壁・出発
朝8時に城壁の南門へ。自転車で一周1時間40分。11時に宿へ戻り、荷物を取って空港へ。
04費用の目安
2泊3日、2名1室、1人あたりの目安です。1元=約21円。
| 項目 | 円 | 元 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 航空券(往復) | 32,000〜58,000 | 1,500〜2,750 | 北京・上海経由も可 |
| ホテル(2泊) | 13,000 | 620 | 城壁内の4つ星、1泊6,500円 |
| 食事(3日) | 7,500 | 360 | 回民街・町の食堂 |
| 市内交通 | 2,000 | 95 | 地下鉄+DiDi |
| 兵馬俑(車チャーター) | 12,000 | 570 | 往復・半日 |
| 入場料 | 5,000 | 240 | 兵馬俑・城壁・大雁塔 |
合計 約7万1千円(約3,380元)。兵馬俑は高速鉄道+バスでも行けますが、乗り換えが多く、車のほうが結果的に楽です。
05どこに泊まるか
| エリア | 1泊の目安 | 良い点 | 難点 |
|---|---|---|---|
| 鐘楼・回民街周辺 | 6,500〜10,000円 | 城壁内の中心。どこへでも歩ける | 夜は騒がしい。路地の宿は狭い |
| 南門(永寧門)周辺 | 7,000〜11,000円 | 城壁に近い。静か | 回民街まで徒歩20分 |
| 大雁塔周辺 | 6,000〜9,000円 | 新しい地区。博物館と公園が近い | 中心部まで地下鉄で20分 |
初めてなら鐘楼か南門の内側。城壁の中に泊まると、朝晩の散歩が楽しめます。
06食べる
肉夾饃
中国式のハンバーガー。煮込んだ豚肉を、焼いたパンに挟みます。1個10〜18元(210〜380円)。朝食にもなります。
ビャンビャン麺
幅5センチ、長さ1メートル以上の手打ち麺。唐辛子と熱油をかけていただきます。1杯25〜35元(520〜740円)。漢字が56画あり、書けないことで有名です。
羊肉泡饃
羊肉のスープに、自分でちぎったパンを浸して食べます。パンを細かくちぎるほど、おいしいと言われます。1杯35〜50元(740〜1,050円)。
串焼き
回民街の羊肉串。1本3〜5元。炭火で焼きたてを渡されます。ビールは現地の「冰峰」が定番。
07移動
- 地下鉄|4路線。初乗り2元。市街地はほぼ網羅
- 空港バス|咸陽空港→鐘楼、1時間・25元
- 兵馬俑へ|高速鉄道で臨潼まで15分+バス、または車で1時間
- 自転車|城壁上のレンタサイクルが便利。45元/100分
08気をつけること
- 兵馬俑の混雑|10〜14時が最も多い。開門直後か、14時以降に
- 陝西歴史博物館|無料だが完全予約制。当日は入れないことが多い
- 回民街の値段|観光地価格。1本の串が10元の店もある。地元の人は大皮院へ
- 乾燥|年間を通して雨が少ない。喉と肌のケアを
- 夏の暑さ|7〜8月は40度近く。盆地なので熱がこもる
09よくある質問
西安は何日あれば足りますか?
兵馬俑は、自分で行けますか?
北京から日帰りできますか?
治安は大丈夫ですか?
西安の空港は、市内から遠いですか?
10関連ページ
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